だんだん暑くなってきましたね。日焼け止めがないと外に出られない!という方も多いのではないかと思います。この季節、紫外線から身を守るための日焼け止めは必須です。ところで、日焼け止めの正しい塗り方を知っていますか?正しく使って、日焼けをしっかりと防ぎましょう!なお、自分に合った日焼け止めの選び方については「SPFやPAって何?日焼け止めを選ぶ時の指標とは?」をご覧ください。

目次

<【図解】「日焼け止めの正しい使い方・早わかり」はこちら>

<【図解】「日焼け止めを塗るときの5つの注意点・早わかり」はこちら>

日焼け止めの正しい塗り方

日焼け止めの正しい使い方-図解

顔に塗る場合

  1. 目安として、クリーム状の日焼け止めの場合はパール大2個分、液状タイプの日焼け止めの場合は500円玉1個分または1円玉2個分を手に取ります。量が少ないと日焼け止めの十分な効果が得られません。
  2. 手にとった日焼け止めを顔の5箇所(両頬、おでこ、鼻、あご)に置き、指全体を使って広げてのばします。
  3. 顔の全体に1度なじませたら、同じ量をもう1度取り、重ねづけしましょう。ただし、日焼け止めの上からファンデーションを使用する場合、この重ねづけは不要です。
  4. まぶた小鼻首の後ろなどは忘れがちです。注意しましょう。

身体に塗る場合

  1. 容器から肌の上に、直線を描くように直接日焼け止めを出します。
  2. 手のひらでやさしくらせんを描くように伸ばしていきましょう。
  3. 肩や胸は日に焼けやすい場所です。特に丁寧につけると良いでしょう。

日焼け止めを塗る時の注意点5つ

美顔-写真

1.こまめに塗り直そう

夏のレジャーでは、たくさん汗をかきますよね。また、海やプールでは日焼け止めが流れ落ちてしまいます。

せっかく日焼け止めを塗っても、落ちてしまっては効果がありません。海やプールから上がって体を拭いた後汗を拭いたタイミングなどでは、必ず塗り直しを忘れないようにしましょう。

目安としては、2~3時間に1度は塗り直すと良いとされています。また、女性は紫外線防止効果のあるパウダーファンデーションを持ち歩くと、化粧直しと同時に日焼け止めも再度塗り直すことができて便利ですよ。

2.ムラなく塗る

顔は日焼けしたくないからと意識していても、フェイスラインの下や耳の裏、手の甲、足元などは、日焼け止めを塗り忘れがちな場所です。肌が日光に触れる部分は日に焼けるもの、と思ってください。

露出する部分の肌には、ムラなくしっかりと日焼け止めを塗りましょう。

3.きちんと落とそう

最近の日焼け止めは、ウォータープルーフ仕様などで落ちにくいものが多くあります。

落とす時は洗顔料でていねいに洗い流したり、化粧品用のクレンジングなどを使いましょう。

4.化粧下地やファンデーションとの兼用は?

最近は、化粧下地やファンデーションにも紫外線防止効果のあるものが増えています。ですが、とにかく肌に塗ればいい!というわけではありません。日焼け止めは化粧水や乳液などのスキンケア用品を使った後に塗るのが基本です。

また、日焼け止めによってかぶれたり肌が荒れたりする人の多くは、紫外線吸収剤が原因になっていることが多いようです。そのため、かぶれが気になる方は紫外線吸収剤の含まれていないタイプのものを選ぶとよいでしょう。

5.肌にあったものを選ぼう

現在は、様々な種類の日焼け止めが発売されています。昔に比べると、日焼け止めが原因と思われる肌トラブルも少なくはなりましたが、それでも全くトラブルが起こらないとは言い切れません。

日焼け止めは長い時間、素肌に直接触れるものです。自分の肌にあったものを選びましょう。
日焼け止めを塗る時の5つの注意点-図解

最後に

日焼け止めの正しい使い方をきちんと理解できたでしょうか?日焼けを気にしすぎて夏のレジャーを楽しめないほどもったいないことはありません。日焼け止めをきちんと使って、思う存分夏を楽しみましょう!