今日から実践!目の疲れを改善する4つの方法

目の疲れで悩まされている人は多く、インターネットやパソコンが普及した現代では「疲れ目」は現代病ともいえるかも知れません。様々な疲れ目の解消方法やグッズなどがありますが、効果を感じられなかった人もいるのではないでしょうか?

目の状態は当然ながら1人1人違います。つまり疲れ目の原因も人によって違うのです。自分にあった正しい方法で目の疲れを改善しましょう。医師・鎌田 絵里子先生による監修記事で解説します。

 

目の疲れの原因を把握しよう!

疲れ目解消のためには、まずは自分の目の疲れの原因を知りましょう。そのために、疲れ目の症状が1日のうちのいつあるのか・どういった時に症状が出るのかを考えてみましょう。

例えば、コンタクトや眼鏡をしていない時は症状を感じないという場合、眼鏡・コンタクトが原因となっている可能性があります。また、パソコンをしていると症状が出るなどの場合は、画面を長時間見ていることが原因として考えられます。

その他、目以外の症状は出ていないかなどを知ることで、自分でも原因をある程度特定することができるのです。

原因を把握できれば、その後の対処もわかるようになってきます。ただ漠然と目が疲れたと思っているだけでなく、自分で分析することも大切です。

 

眼鏡・コンタクトもチェックしよう

メガネ・コンタクト

眼鏡やコンタクトで視力矯正している人は、度数や見え方の確認を定期的に行うようにしましょう。

近視の人はもともと近くにピントが合っている目のため、矯正せずに裸眼のままでいても、近くは見えやすく感じます。ただし眼鏡やコンタクトをかけた場合、遠くにピントを合わせているため、近くを見る時には調節力を使ってピントを合わせています。若い頃は目が持っている調節力が強いためそれほど問題ないのですが、40歳を過ぎて老眼が入ってくる年齢になると調節力が衰え、矯正した状態では近くが見にくくなってきます。また、近くを見続ける作業が多いと常に近くにピントを合わせている状態となるので、どうしても目が疲れてきてしまうのです。

そういった場合は、遠くをしっかり見えるようにするのではなく、度数を少し落として弱めに合わせておくと、近くも比較的楽に見えるようになるので目の疲れが軽減します。

また、遠視の場合は、遠くを見る時も近くを見る時も常にピント合わせが必要で、非常に疲れやすい目だといえます。遠視の眼鏡などは度数がしっかり合っていないと疲れの原因になりますので、定期的なチェックを欠かさずに行ってください。

年齢や仕事によって眼鏡やコンタクトの度数を調整することが、疲れ改善にも繋がるのです。

 

目の疲れとドライアイ

一見関係のなさそうな目の疲れとドライアイですが、実は密接な関係があります。

目は常に涙で覆われており、瞬きをする度に涙が分泌されています。しかし、パソコンなど集中して近くを見る作業をしていると瞬きの回数が減ってしまうため、目の表面が乾きやすくなってしまいます。この時、乾燥感よりも疲れやゴロつきなどが自覚症状となる場合が多いため、自分ではドライアイだと気付きにくいのです。

また、ソフトコンタクトを使用している人は特に注意が必要です。ソフトコンタクトの場合、レンズ自体が水分を含んでいるレンズのため目を装用感がよく、痛みなどを感じることは少ないです。しかし、ソフトコンタクトは涙などの水分も吸い取ってしまうため、裸眼よりも目が乾きやいのです

 

目の疲れの改善法

 

1.眼鏡・コンタクトの調整

メガネ・コンタクトの調整

近視の人は仕事内容や生活環境に応じて、遠く・近く両方の見え方を確認しながら度数を調整してもらいましょう。

ある程度の年齢になって遠近両用以外の眼鏡やコンタクトを使用するようになると、遠くも近くもハッキリ見たいというのは難しくなってくるかもしれません。そういった場合は近くを見る時だけ眼鏡をかけたり、コンタクトの上から弱い老眼鏡をかけたりといった対処方法もあります。

老眼鏡というと若い世代にはピンとこないかもしれませんが、若い人でも、矯正してある上から老眼鏡をかけることで、遠くの見え方を少し落とすということになります。ですからこの方法は、「コンタクトをしていて長時間のパソコン作業がきつい」という人にも有効な方法となります。

 

2.目薬の使用

目薬の使用

ドライアイが疲れ目の原因となっている場合は、目薬が効果的です。最近では、様々な新しいドライアイ治療薬が開発されてきているので、眼科専門医に相談するとよいでしょう。

また、ドライアイの場合、画面を見ている際に意識して瞬きの回数を多くするというのも有効な手段です。疲れ目にもよい影響を与えてくれるでしょう。

原因が特定できない場合でも、ビタミンB製剤の点眼で症状が改善することがあります。

 

3.冷やす・温める

目を冷やす・温める

疲れ目は「目の筋肉のコリ」ともいわれているので、ホットタオルなどで温めてあげると効果的です。目の上にタオルを置き、目や目の周りの筋肉を温めてあげることで血行が良くなり、コリもほぐれます。最近では目のホットパックなども販売されているので、それらを有効に使ってみるのもよいでしょう。

しかし、目の炎症がおきている場合や充血している場合は、温めると血管が広がり余計に症状が強くなってしまいます。そういう場合は、冷やしてあげた方がよいこともあります。

 

4.目を休める

目を休める

体と同じで目も、疲れている時は休めてあげる必要があります。パソコンなどによる作業を長時間した時は、必ず間に休憩を入れて目の筋肉を休めてあげましょう。休憩中に携帯を触っていると結局は近くを見たままの状態には変わりなく、体は休憩できていても目は休憩できず働いている状態になります。遠くをボーッと見る・目を閉じるなどして、目をしっかり休めてください。

また、睡眠も疲れ目の改善には必要不可欠です。睡眠不足は疲れ目だけではなく体の不調も招いてしまいますので、しっかり寝るということも大切なのです。

 

最後に

目の疲れの原因は実に様々です。日頃から目を酷使している私達にとって、疲れ目は切っても切れない存在ですが、少し意識するだけで疲れ目を改善させることができるのです。

しかし、疲れ目がなかなか改善しない・だんだん症状がひどくなる場合は、他の病気が隠れていることもあります。そういう場合は、「たかが疲れ目」と考えず眼科受診をするようにしましょう。

 

 

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参照リンク

武田薬品工業 武田健康サイト|症状・疾患ナビ 疲れ目

参天製薬 |目の情報ポータル 目の病気百科 ドライアイ

公益社団法人 日本眼科医会|屈折異常と眼精疲労