健康のためには自炊をするのが一番だとは思っていても、忙しい日々のなかで毎日三食手料理というわけにはなかなかいきませんよね。コンビニの弁当や外食の利用はとても便利ですが、毎日食べても大丈夫?と気になる人もいるでしょう。ここでは、コンビニ弁当や外食を利用するときのポイントについて解説します。

目次

外食を上手に選ぶポイントとは?

仕事の昼休みに職場の仲間と…夜は疲れているので食べて帰りたい…などさまざまな理由によって習慣的に外食をしている人もいます。食事は健康のためにはとても重要なことではありますが、すべての人が自炊できる環境ではないことも確かです。

外食の最大のメリットはなんといっても負担が少ないところ。料理を作る手間がないだけではなく、材料の買い出しや後片付けも不要です。その分の時間を有効活用できますし、労力を使うこともありません。

一方で外食をするときに考えられる問題としては、カロリーや塩分を摂りすぎる、栄養バランスが偏りやすいなどが挙げられます。しかし、これらの問題は選び方次第では解決できるもの。外食だからといって全てが不健康だというわけではありません。

《選び方のポイント》

  • 定食形式のメニューを選ぶ
  • 野菜が多めのメニューを選ぶ
  • 丼や麺などの単品料理は野菜の料理をプラスする
  • 大盛りにはしない
  • 麺のスープや漬物など、塩分の多いものは半分以上残す

外食をするときは、メニューやお店の選び方、カロリーや塩分の調整が大切です。夜はお酒を飲むことも多いかもしれませんが、お酒もカロリーの高いものがあるので気をつけましょう。

コンビニのお弁当を選ぶときのポイントは?

コンビニは忙しい現代に合った便利なもので、毎日利用してしまうという人もいるのではないでしょうか。コンビニには新商品や季節限定のものも多く、目移りして色々手にとってしまいがちです。

コンビニのお弁当や惣菜も外食と同様便利なもので、毎日出勤の際に買っていくという人も多いでしょう。ただ、コンビニのお弁当は万人に満足してもらえるよう量が多くなっているものもあります。残すともったいないという気持ちから、カロリーを摂りすぎることもあるので注意しましょう。

《選び方のポイント》

  • 主食・主菜・副菜の揃っているものを選ぶ
  • 洋食に偏りすぎない
  • 量が多いと感じたら残すことも必要
  • デザートは頻度、量、種類に気をつける
  • 単品のものを選んだときは野菜のおかずをプラスする
  • 塩分量を確認し、なるべく少ないものを
  • ついで買いしない

外食と同じで大盛りを選ばない、野菜をしっかりとるというポイントが大切です。コンビニを上手に利用して、忙しい日々のサポートに役立てましょう。

添加物から見た安全性は?

栄養素の摂取という視点で見れば、外食でもコンビニ食でも必要な栄養素はとることができます。しかし、加工品は添加物について気になる人も多いですよね。

コンビニのお弁当には、必ずといっていいほど添加物が含まれています。外食でもファミレスやファーストフード店では当たり前です。もちろん、添加物は基準に合った安全な量を守って使われていますので、絶対に危険というわけではありません。しかし、どこか味が違う、賞味期限が長いのははぜ?と体への影響が気になることもあるでしょう。

現代では添加物なしでは生きていけない時代となっていますが、食事は毎日のことですし量や頻度には気を付けたいものです。仕事のあるときは便利なコンビニ食や外食を利用し、休日はゆっくり自炊をしてみるなど、メリハリをつけて健康管理をしていきましょう。

まとめ

健康のためにはバランスの良い食生活を続けることが大切です。仕事の都合で自炊が難しいという人は、外食やコンビニの食事の選び方を見直してみましょう、まずは、カロリーと塩分を減らして野菜の摂取を意識するなど、簡単なことから少しずつ始めていくことをおすすめします。